日々のつれづれ

男が【2週間の育児休暇】で得た3つのこと。

「育休」

男性のみなさんは、この言葉にどんな印象を持ちますか。

「女性が子育てのためにとるもの」
「育休? ムリムリムリ。忙しくてとれないよ」

こんなふうに考えている男性も少なくないのではないだろうか。

2017年の調査で女性の育児休暇取得率は83.2%だったのに対して、
男性の取得率は、5.14%だった。(日経新聞 2018年5月30日付)
(2012年は1.89%!)
でも育休取得希望者は、男性の3割、現役パパの5割、新入男性社員の7割も
いるらしい(厚労省、電通、日本生産性本部調べ)。

つまり現在は、希望と現実に大きなギャップがあるということだ。
おそらく本気で育休をとる決意をすれば実現できるのだが、
育休の価値を十分に知らないために取得“しない”のではないかと
私は推察する。(無論、本当に取得“できない”環境の人もいるとは思う)。

うーん、もったいない。
パパになった人にはぜひ育休をとっていただきたいと思うのである。

実は、我が家には7月に第1子が生まれた。
私の場合、とても有難いことに、子育てについて非常に理解ある職場だったため、
およそ2週間の育児休暇をとることができた。
(より合理的と判断して制度上は、「有給休暇」を約2週間分とった)

上司、同僚のみなさまには感謝でいっぱいである。
本当にありがとうございます。

さて、実際に育休をとってみて
得るものが驚くほど沢山あったので簡単にまとめてみた。

主なものは以下の3点である。

1.妻の体力回復をサポートできた。
2.短期間で基本的な育児スキルを獲得できた。
3.家庭内の役割の硬直化を防ぐ一歩になった。

1.妻の体力回復をサポートできた。

実に当たり前のことかもしれないが、
産後の女性は、できるだけ安静にしている必要がある。
出産は、ほとんどの女性にとってとんでもなく体を酷使するものだ。

なんと「出産は1回交通事故に遭うレベルのダメージ」 と言う人もいるそうだ。

私たち夫婦の場合、生長の家の信仰があるので
精神的な不安などは一般の人に比べてかなり少なかったと思う。

が、それでも体力はかなり消耗した。
わずか2週間ではあるが、私が家での仕事をガッツリ担うことで妻を
かなり静養させることができた。
また私の育休に合わせて、私の母親が遠く鹿児島から応援に来てくれた。
私にとっても妻にとっても大変心強かった。

2.短期間で基本的な育児スキルを獲得できた。

奥さんが、旦那さんの手際の悪さにイライラする…。

育児ではそんなことが多々起こる。
それは例えば、おむつ替えや沐浴、ミルク作りなどのとき。

なぜそんなことが起こるかというと、大抵の場合、
旦那さんよりも奥さんのほうが育児に関わる時間が長いためだ。
実に単純な理由である。

奥さんの育児スキルはどんどん伸びていくのに、旦那さんのそれは
低いまま。イライラされるから、さらにやらなくなっていく…
(大前提の夫婦の調和についてはここでは脇へ置いておきます。)

これは特に里帰り出産だと起こりがちのようである。
我が家も里帰り出産だったため、育休開始から数日は
妻のほうが育児スキルが高かったように感じる。
私の育児スキルはかなり低かったと思う。

が、育児スキルも仕事と同じで、練習量を確保し、PDCAサイクルを
回して改善を続ければ、必ず伸ばすことができる。

実際、1週間ほどで、授乳以外のすべての育児スキルを
一定レベルで身につけることができたと思う。

得意種目は、おむつ替え(う○ちも!)、沐浴、寝かしつけである。
妻も、私の母親も、「夫(息子)に任せれば安心」という思いを持ってくれているようだ。

これも育休をとったおかげで、短期間に繰り返し練習をすることができたからだと思う。

育児スキルに関して、夫にできないことは、授乳以外に一つもないと言えるだろう。

  
3.家庭内の役割の硬直化を防ぐ一歩になった。

育児は誰の仕事だろうか?

ここまで読んでいただいた方は容易に予想できると思うが、
「夫と妻、ふたりの仕事だ」と私は考える。
(もちろん、親族や地域へとさらに広がりを持たせることはできる。)

妻だけが担うべきものではない。

育休を通してそれを強く実感することができた。

親の役割には「稼ぎ手役割」「教育役割」「世話役割」があるといわれているが、
これまでの日本の多くの父親は稼ぎ手役割が中心だったと思う。

つまり家庭内の役割が硬直していたということだ。

しかし、これだけ環境の変化が激しい時代に、
父親が稼ぎ手役割だけを担い続けることははたして現実的だろうか。

もちろんそれぞれの家庭で考え方は違っていて良いと思う。

が、役割を硬直化してしまって、育児という圧倒的に楽しい期間限定のプロジェクトに
夫が中途半端な参画しかしないのではもったいないと思う。

またその生き方、働き方が、「働きたい」と願っている妻の
自己実現の可能性を殺していないか、を考える必要はあるだろう。

夫による「世話役割」が増えれば、
当然、妻の仕事復帰も実現しやすくなる。

我が家の場合、妻と私は職場が同じなので、
夫一人が長時間労働をしてモーレツに働くよりも
夫婦二人が、安定的な家庭を持ちながら生産性高く働くほうが、
仕事への貢献度ははるかに大きくなると考える。

今回の育休は、私の「世話役割」を増やす
本当に良い機会になった。

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育休をとったおかげで、色々な気づきを
得ることができた。
育休をとって本当によかった^^

育児については、まだまだ分からないこと、慣れないことだらけだが、
妻と、「最高のチーム」になって取り組んでいけば
必ずうまくいくと思っている。

これからパパになる人、育休をとろうか迷っている人の
参考になれば幸いである。